その767)「保育の質」など下がっては、いないのです。

 

 

昨日、北海道の十勝・帯広から 福岡に戻ってきました。

 

福岡とは、あまりの温度差があるので、心配でしたが、冷たいけれどカラっとしっているので、心地よい寒さでした。ご参加頂いた先生方、本当にありがとうございました。

 

 

いったん、福岡戻り。そして今度は反対に 南の鹿児島に向かいます。

 


 

 

「保育の質」が下がっている。

 

 

研修にご参加頂いた先生からも「保育の質が下がっているって言われるじゃないですか」

 

そんなお声を耳にすることがあります。

 

 

 

 

「保育の質」が下がっている。

 

「保育者の質」が下がっている。

 

 

 

 

僕は、「そうだ!」と、、、、一度も思ったことはありません。

 

逆に、保育者の質は どんどん上がっています。

 

 

 

 

「保育の質」=「保育者の質」

 

 

実は、そんな簡単なものではないのです。

 

 

 

 

 

 

 

「質」が下がる。

 

 

それは、「仕組み化」ができていない 証拠です。

 

 

 

 

 

これは、保育の現場に限らず、製造、運輸、通信、サービス業、福祉、、、

 

「働く場」であれば、すべての産業に共通していえること なのです。

 

 

「仕組み化」ができていない。システムエラーの問題 です。

 

 

 

 

 

 

「保育の質」が下がっているから

 

「保育士の質」をあげるために、たくさん学ばせる必要がある。

 

 

 

そもそも、そこに間違いがあることに 早く気付くべきなのです。

 

 

 

 

「たくさん学ぶ」のではなく、「大事なこと」に気付いてもらうこと。

 

そこが、唯一の改善のポイント です。

 

 

 

 

 

「今やっている保育」があくまでも ベースです。

 

 

そこに新たなものを付け加えるのではなく、

 

もう一度、今 無意識に行っている「保育」の意味を再確認することが大切です。

 

 

 

 

 

大切なのは、「無意識」→「意識」→「無意識」の流れを作ること。

 

定期的に振り返り、改善する「仕組み」を作ることです。

 

 

 

 

 

 

「仕組み」のないところに「知識」を大量に詰め込んでも

 

結局は、さらに「質」というのは 下がっていくのです。(げんき)