昨日、北海道の十勝・帯広から 福岡に戻ってきました。
福岡とは、あまりの温度差があるので、心配でしたが、冷たいけれどカラっとしっているので、心地よい寒さでした。ご参加頂いた先生方、本当にありがとうございました。
いったん、福岡戻り。そして今度は反対に 南の鹿児島に向かいます。
「保育の質」が下がっている。
研修にご参加頂いた先生からも「保育の質が下がっているって言われるじゃないですか」
そんなお声を耳にすることがあります。
「保育の質」が下がっている。
「保育者の質」が下がっている。
僕は、「そうだ!」と、、、、一度も思ったことはありません。
逆に、保育者の質は どんどん上がっています。
「保育の質」=「保育者の質」
実は、そんな簡単なものではないのです。
「質」が下がる。
それは、「仕組み化」ができていない 証拠です。
これは、保育の現場に限らず、製造、運輸、通信、サービス業、福祉、、、
「働く場」であれば、すべての産業に共通していえること なのです。
「仕組み化」ができていない。システムエラーの問題 です。
「保育の質」が下がっているから
「保育士の質」をあげるために、たくさん学ばせる必要がある。
そもそも、そこに間違いがあることに 早く気付くべきなのです。
「たくさん学ぶ」のではなく、「大事なこと」に気付いてもらうこと。
そこが、唯一の改善のポイント です。
「今やっている保育」があくまでも ベースです。
そこに新たなものを付け加えるのではなく、
もう一度、今 無意識に行っている「保育」の意味を再確認することが大切です。
大切なのは、「無意識」→「意識」→「無意識」の流れを作ること。
定期的に振り返り、改善する「仕組み」を作ることです。
「仕組み」のないところに「知識」を大量に詰め込んでも
結局は、さらに「質」というのは 下がっていくのです。(げんき)