園内研修でお世話になった園長先生とメールをやり取りしている中で、
嬉しいお知らせを頂きました。
「先生に来てもらった時に、おっしゃっていた 15分の個別面談ですが、
その効果が出てきて、職場の雰囲気がガラリと変わりました。
前向きになり、コミュニケーションがとれている感じがします。
ありがとうございました。」
というお手紙でした。
ホッとしたの同時に、とても嬉しくなりました。
園長先生に、僕が勧めているのが、「個別の面談」です。
1週間に1回、1対1で 1人 15分程度の面談を行うこと。
それを職員一人ずつに行っていきます。全員です。
1週間に全員ではないですよ、、出来る範囲で構いません。
ただ、1週間に面談できる人数が多い方がいいです。
もちろん、出来る範囲で構いません。
そこで話をする内容は、
① 困っていることはないか。
② 自分自身の保育の課題(テーマ)は、進んでいるかの確認
③ 体調面(心身両面)の確認
この 3つです。
①の困っていることはないか ③の体調面の確認は、
そのままの内容ですが、
大切なのは、②の自分自身の保育の課題は進んでいるかの確認
これが、重要なポイントになります。
例えば、今月は、
「こどもにできる限り 余裕をもって ゆっくりと対応することを心がける」
「こども同士の関わりを いつもよりも注意して見ておく」
など、なんでも構いません。
もちろん、今月ではなく、今週でもいいのです。
課題といっても、特に大きなものでなくても、
今週は(今月は)こういう点を注意して保育しよう で いいのです。
自分が気を付けたいことを決めて、それに取り組んでみることが大切です。
その進捗を、面談の中で確認します。
それを ルーティン として 取り組んでいくのです。
そうすると 何が起こるのか。
保育者が、チームであることを 再認識することができ、
互いの良い点を認め合い、サポートしあえる雰囲気ができるのです。
もちろん、最初は、なかなか 職員からの理解も得られずに
うまくいかないことも あるかもしれません。
ただ、、徐々に徐々に その効果が発揮されるから 不思議です。
園内のミーティングや園内での勉強会、研修会も 大切なのですが、
こうした 継続的な活動を日頃から行っていると
そうした勉強会やミーティング自体にも変化が起こってきます。
できる範囲で。無理のない範囲で。
やってみることをお勧めしています。(げんき)