その787)「自分と考えが同じ人」を探す方が、実は難しいのです。

 

 

 

 

「あの人と私は、考え方が違うんです!」

 

「とにかく、すべてのことで 意見が合わないので、イライラします!」

 

 

よく、ご相談の中で 聞かれる言葉です。

 

 

 

「考え方が違う」

 

「意見が合わない」

 

 

 

誰でも そう感じることがあったり、そう感じる人が いるかと思います。

 

 

 

 

 

「自分と考えが 同じ人」 「自分と意見が 同じ人」

 

 

実は、「その人」を探す方が 難しいのです。

 

 

 

 

 

 

まず、大前提として

 

「自分と同じ人」は、この世界には存在しません。

 

 

 

 

 

それに「自分自身」であっても、

 

時に「考え方」が正反対になってしまう時だって あります。

 

 

その場の雰囲気や気分によって です。

 

 

 

 

 

 

「自分の考え」に「近い人」は、 時には います。

 

 

ただ、同じではないので、、

 

「近い時」もあれば、「全く正反対の時」も あります。

 

 

 

 

 

 

この事柄に関しては、「近い」

 

ただ、、この事柄に関しては、「全く異なる」

 

 

これは、ごくごく「普通のこと」 なのです。

 

 

 

 

 

 

「違う」から、腹が立つ。

 

「違う」から、イライラする。

 

 

 

これは、「違う」というテーマとは、別の話になります。

 

 

 

 

 

 

「腹が立つ」のは「違う」からではなく、「別の理由」がある。

 

 

「イライラする」のは「違う」からではなく、「別の理由」がある のです。

 

 

 

 

「別の理由」に気づき、納得し、それに対する「考え方」を少しチェンジしてみる

 

 

 

 

「意見が合わない」から「イライラする」

 

「考え方が違う」から「腹が立つ」は、解消します。

 

 

「違い」と「イライラ」が関係ないことに、気づくからです。

 

 

 

 

 

よく、こうしたご相談に対して、支援者は

 

 

「人それぞれ、意見は違いますよ。」

 

 

「色んな人がこの世にはいますから、イライラしても もったいないですよ。」

 

 

 

そう、助言します。

 

 

 

 

 

でも、「そこまで」で、「話」が終わってしまうと、

 

「この件」は「解決しない」のです。(げんき)