僕は、日頃から たくさんの「質問」を受けるのですが、、
(これが仕事なので、当然なのですが、、)
「質問」によっては、
一瞬、ピンと背筋が引き締まり、
思わず、相手の目を真剣に見てしまい
「この人、凄いなあ」と思うことが あります。
一目置く というのでしょうか、、そんな風に感じてしまう「質問」があります。
「質問内容」は、もちろん様々ですが、そこには「共通点」があります。
それは、「仮説」です。
「仮説を持って質問する」のです。
「自分は、きっと●●なのだと思うのですが、、」だったり
「きっと、彼は このように考えているんだと思います。」というように
自分が思う「仮説」があるのです。
「私は、こう思います。」
「先生は、どう思いますか?」という質問形式 です。
「こんなことが起こりました。」
「先生は、どう思いますか?」 この質問形式が 一般的なものです。
この2つの質問に対する「回答」は、そもそもが違うのです。
「私は、こう思います」という質問については、
「その人の考え」について 助言することになります。
「こんなことが起こりました」という質問では、
「こんな出来事」に対する 自分なりの感想をお話することになります。
さて、質問者にとって、どちらが 「学び」や「気づき」となるでしょうか?
もちろん、それは
「その人の考え」についての「助言」です。
それは、「その人の考え」を強化することができるから です。
「出来事の意味」を事前に考え、
自分なりの「考え」を一旦 作って、
そして、誰かに質問をし、「助言」を求める。
そうするだけで、 人から一目置かれるのです。(げんき)