「現実を無理に変えようとしないこと」
「現実をコントロールしないこと」
これが「他の人」に対して働きかける際の「重要なポイント」になります。
もちろん、自分自身への働きかけは、これとは全く逆になります。
自分自身の場合であれば、
「現実を変えること」
「現実をコントロールすること」
これがなければ、何も変わらないから です。
この「真逆」のものを「同時」に行うこと。
これこそが「支援」がうまくいく最大のポイント になります。
こちらは 目の前の方の「現実」を変えようとしない。
でも、目の前の方は、自ら「現実」を変えようとする。
この2つが揃った時に「支援」というのは、うまくいくのです。
でも、実際には、この反対の状況になっている場面をよくみかけます。
「支援をする側」が、必死になって 「相手」を変えようとしている。
でも、相手の方は「変わる」つもりは 全くない。
という場面 です。
「先生、●●さんが、全く変わろうという気持ちがないんです。。
どうしたらいいですか?? どうしたら変わりますか??」
と 僕もよく相談されます。
その時には、必ず
「現実を無理に変えようとしないこと」
「現実をコントロールしないこと」
そうお伝えしています。
「変えようとしない」から「変わる」。
「コントロールしようと考えない」から「うまくいく」。
なかなか信じることが難しいかもしれませんが、
まずは、この考え方を
自分にしっかりと「インストール」することが大切なのです。(げんき)