8月の研修会が、8月23日でいったん終了しました。
そして、9月2日からまた移動が始まって、長い研修の旅にでかけます。
その前のこの1週間くらいの期間に、こどもたちとの面談が、かなり入っています。
ある保護者の方から
「最近、とても神経が過敏になっているようで、注意行動が増えているんです。」
という こどもの行動に関するご相談がありました。
こどもたちだけでなく、大人もそうですが、
何か「恐怖」を感じること。
こころの中に「恐怖」が生まれる前には、
それを避けるために「安全確保行動」が増えます。
そわそわしたり、神経が過敏になったり、注意行動が増えるのも 同じです。
「安全確保行動」が増える=「恐怖」が形成されている。
大人もこどもも、同じように 注意行動は増えていきます。
もちろん、新学期が始まる時期ですから、そうした行動が増えることも
この時期よく見られ、
『これから何か変化が起こる。』
『周囲や環境や出来事の変化が起こる。』
そうした漠然とした、あいまいな状況になれば 不安になったり怖くなるのも当然です。
そんな時に、注意しなければならないことは、
こどもたちに接している「保護者」の方や面談している「僕自身」も
「不安」のトリガーとなっていないかどうか です。
「面談」の前には、必ず「リセット」する時間を作り、
『いつも通りの自分』なのかを、常に確認しています。 (げんき)