「虐待事案(ケース)」
これは、大きく分けると 「防止」と「対応」に分かれます。
●「防止」は、事前に防ぐ。
●「対応」は、発生したものに対処し、さらに悪化することを防ぐ。
この2つになります。
これに「会議」というキーワードを組み合わせてみます。
「防止」×「会議」
「対応」×「会議」 になります。
「会議」の数が増えれば、
「防止」の力は、増える。強化される。
「対応」の力は、増える。強化される。
と思います。 ただ、、それには「多少」という言葉が上につきます。
もちろん、「会議」の「中身」次第 になります。
では、今度は「シミュレーション」というキーワードを組み合わせてみます。
「防止」×「シミュレーション」
「対応」×「シミュレーション」 になります。
「防止」×「シミュレーション」
「シミュレーション」の数が増えれば、「防止」の力は強化されます。
それだけでなく、
「対応」の数が、減ります。
「防止」×「シミュレーション」の数が増えれば増えるほど、
そこが強化されるほど、「対応」の数は、減っていきます。
もちろん、
「対応」×「シミュレーション」も 同じです。
「再対応」の数は、減っていきます。
「会議」は、数多く行われています。
でも、「シミュレーション」は、それほど数多く 行われてはいません。
「シミュレーション」というのは、
「こんな時にこうする」という 単に「仮定」をイメージするものとは違います。
「シミュレーション」とは「模擬体験」です。
実際に、何度も何度も「体験すること」と 同じです。
「想像力」と「対応力」が、必要になります。
「会議」は、10分で終わります。
でも、「シミュレーション」は、何日もかかります。
そして、実体験するのと 同じくらい 心身共に疲れます。
だから、 あまり やりたがらない のです。
でも、、、
「防止」というのは、本来 そういうものなのです。(げんき)