自ら学び、知識を蓄える。
「学ぶ」ということは、人にとって本当に大切なものです。
自分自身が、新しいことを学ぶことで、成長していく感覚を味わうことができます。
昨日の自分よりも、今日の自分は、1歩も2歩も前進している。
「学ぶ」ことで、未来に対して、前向きに進んでいける勇気を手に入れることができます。
「学ぶ」と同じくらい 重要なものが、もう1つあります。
それは「組む」ということです。
「誰かと組む」ということです。
「学ぶ」ことは、知識を得て、自分自身を成長させることができるのですが、
だからといって、なんでもかんでも学ぶことは、賢明ではありません。
自分自身で、すべてを学ぶのではなく、
他人の力を借りる。他人の能力を借りる。
他人と組むことによって、自分自身の「能力」を補完をする。
そうした発想に切り替える時期が、必ずやってきます。
「誰か」と組んだり、コラボしていくこと。
そうすることで、自分自身だけでなく、チーム全体を強くしていく。
ある時期から、そうした発想が必要になるのです。
「ソーシャルワーク」というのは、基本的に そうした考え方のもとに成り立つ技術です。
そして、実は「保育」というのも、同じ考え方が必要なのです。
1人1人の単独の力ではなく、組み合わせて 全体の力を発揮させる。
そうした考え方のもとで、チームを構成していく必要があるのです。
「学びの場」として「研修会」があります。
研修会で「学び」、現場に取り入れていくこと。
それは大切なことです。
でも、研修会での「学び」で本当に大切なのは、
その「学び」を「誰」と「組み合わせる」かです。
参加していない先生を、いかに成長させるか。
そのために使うこと。
これが「研修会の学び」の本当の使い方 なのです。(げんき)