その848)「学ぶ」というよりも「組む」と考えた方がうまくいくのです。

 

 

自ら学び、知識を蓄える。

 

 

「学ぶ」ということは、人にとって本当に大切なものです。

 

 

 

自分自身が、新しいことを学ぶことで、成長していく感覚を味わうことができます。

 

昨日の自分よりも、今日の自分は、1歩も2歩も前進している。

 

 

「学ぶ」ことで、未来に対して、前向きに進んでいける勇気を手に入れることができます。

 

 

 

 

「学ぶ」と同じくらい 重要なものが、もう1つあります。

 

 

 

それは「組む」ということです。

 

 

「誰かと組む」ということです。

 

 

 

「学ぶ」ことは、知識を得て、自分自身を成長させることができるのですが、

 

 

だからといって、なんでもかんでも学ぶことは、賢明ではありません。

 

 

 

自分自身で、すべてを学ぶのではなく、

 

他人の力を借りる。他人の能力を借りる。

 

 

他人と組むことによって、自分自身の「能力」を補完をする。

 

 

 

そうした発想に切り替える時期が、必ずやってきます。

 

 

 

「誰か」と組んだり、コラボしていくこと。

 

 

そうすることで、自分自身だけでなく、チーム全体を強くしていく。

 

 

ある時期から、そうした発想が必要になるのです。

 

 

 

 

 

「ソーシャルワーク」というのは、基本的に そうした考え方のもとに成り立つ技術です。

 

 

 

 

そして、実は「保育」というのも、同じ考え方が必要なのです。

 

 

 

1人1人の単独の力ではなく、組み合わせて 全体の力を発揮させる。

 

そうした考え方のもとで、チームを構成していく必要があるのです。

 

 

 

「学びの場」として「研修会」があります。

 

 

研修会で「学び」、現場に取り入れていくこと。

 

それは大切なことです。

 

 

 

 

でも、研修会での「学び」で本当に大切なのは、

 

その「学び」を「誰」と「組み合わせる」かです。

 

 

 

 

参加していない先生を、いかに成長させるか。

 

そのために使うこと。

 

 

 

これが「研修会の学び」の本当の使い方 なのです。(げんき)