昨日の保育者研修の中で、
「支援にとって、一番大切な考え方というのがあれば是非教えてください。」
というご質問を頂きました。
大切なことは、たくさんあるのですが、
「これ」がなければ、人のこころは動かない
というものをお伝えいたしました。
それは「しあわせな時間」を作ること。
そのためのお手伝いをするのだという「想い」 です。
1分でも1秒でも長く「しあわせな時間」を過ごしてもらいたい。
その「想い」が一番深いところにあるかどうか です。
人は、必ず、、いや 人だけではなく
必ず「別れの日」がきます。
生きている。存在している。ということは「別れ」を避けられないのです。
だからこそ、今 目の前にある世界で 「しあわせだ」と思える時間を
1分でも1秒でも長く過ごせるかどうか、
最終的には、そこが一番 大事なのだと思います。
「支援」というのは、支え、応援するということですが、
「何を」となれば、『これ』しかないのです。
もちろん、「支援」には、何らかの改善や変化を促す場合もあります。
ただそれも「しあわせな時間」を少しでも長く過ごしてもらいたい。
そうした「想い」があるのです。
この世界で一番貴重なもの。 それは「時間」です。
そして、一番大事なものは「想い」です。
「時間」×「想い」
この公式から導き出されるものが、「しあわせ」であるかどうか
そこが大事なのです。
「時間」×「想い」=「しあわせ」 です。
「時間」×「しあわせ」ではありません。
「誰か」を想うこと。
「想い」からしか生まれないのが「しあわせ」なのです。(げんき)