こどもには、無限の可能性があります。
「その秘めた才能を伸ばしていきましょう。それを支えるのが大人の役割です。」
そうしたメッセージもよく耳にします。
無限の可能性の中から、キラリと光る その子だけの「才能」
それを 親や先生、周りのいろんな人たちが引き出してあげることは素敵なことです。
その時に、1つだけ忘れてはならないことが あります。
それは「コツコツとがんばり続ける能力」 です。
「コツコツとがんばり続けることが」できるように支える。
「コツコツがんばる能力」も同時に育てる ということです。
「その子だけが持つ能力」と「コツコツがんばり続ける力」
これが「セット」になって初めて 力を発揮できるのです。
この2つの力を育てる「大人の能力」
実は、こどもの「無限の可能性」は、支える「大人」次第なのです。
①こどもの秘めた「才能」に気づき、伸ばすことが得意な「大人」
②こどもに「コツコツとがんばり続ける力」を育てることが得意な「大人」
③この「両方」とも 得意な「大人」
④この「両方」とも、苦手な「大人」
大きく分けると、4つのパターンに分かれるのです。
まさに「コーチ」です。 こどもの才能が開花するかは「コーチ」次第です。
もちろん、③の「両方」ともに得意な「大人」であれば最高です。
「才能」を伸ばす力を持ち、「継続」させる力を持った大人が支えると
きっと ぐんぐん こどもは成長するはずです。
①や②のように、どちらかは、得意だけれど、どちらかは苦手。
そうした場合であっても大丈夫です。得意な方を自分が担当して、苦手な方を
他の「得意」な人に担当してもらえばいいのです。
では、④の「両方」とも苦手な「大人」は、どうしたらいいのでしょうか?
こどもの「才能」を引き出すことができないのでしょうか?
そんなことは ありません。
ちゃんと「方法」はあるのです。
それは「常に笑顔で見守ってあげること」です。
才能を引きだそうとか、継続させる力を育てようとか そんなことは考えず、
ただ、笑顔で 見守ってあげるのです。
その時に大切のは、「大好きだよ」という想いをもって見守ることです。
お母さんは、●●ちゃんのことが大好きだよ。
先生は、●●ちゃんのことが大好きだよ。
口に出すのではなく、そうした想いをもって 笑顔で見守るのです。
まさに「おひさま」のような存在になるのです。
「才能」を引き出す「大人」は、成長のプロセスで必ず出会うことができます。
「継続」を教えてくれる「大人」は、成長のプロセスで必ず出会うことができます。
でも、、、
『いつも笑顔で温かく見守って、愛してくれる存在』
それは、そうそう 現れるものではありません。
そうした「存在」になったらいいのです。
「才能」を大きく伸ばすために最終的に必要なのは「愛」だからです。
「太陽」があるから、育つのです。(げんき)