その913)保護者へのアドバイスには、必ず「期間」を設定します。

 

 

「保護者支援」には、様々なものがありますが、最もその「支援」で多いものが、

 

「こどもたち」に関するもの。「子育て支援」になります。

 

 

 

「保護者支援」と「子育て支援」は、基本的には同じです。

 

 

ただ、「保護者支援」には、「保護者自身」への支援や「家族全体」への支援も含まれます。

 

そう考えると、「子育て支援」よりも「保護者支援」の方が少し範囲は広くなります。

 

 

 

 

「保護者支援」の中で、保護者へ何らかのアドバイスをすることがあります。

 

 

その中で、最も多いのは、「行動」に関するものです。

 

 

「お家で、これをやってみてください。」

 

「しばらくの間は、寝る前に試してみてください。」

 

 

そうした「何か」をやってみてください というアドバイスです。

 

 

 

 

 

 

こうした「アドバイス」には、1つだけ 大事なポイントがあります。

 

それは、「期間を設定する」ということです。

 

 

 

 

「期間を決めて、試してもらう」 これが 最も重要なポイントです。

 

 

 

 

「期間を決める」のは、なぜか。

 

 

それは、「うまくいったかどうか」を検証するため  です。

 

 

 

「やってみてと言われたけど、いつまでやればいいの。どこまでやればいいの。」

 

 

「うまくいくまで です。」では、

 

 

逆に「うまくいかない」のです。

 

 

 

 

「期間を設定して、その期間 試してみる」

 

そして、その期間が終了後に検証して、別の方法を試みる。

 

 

 

 

それが 簡単に言えば「保護者支援のPDCA」 です。

 

 

 

 

そして、もう1つ 大切なのは、

 

 

 

やってもらうこと、試してもらうことは、

 

「3分以内」で完了できる内容 であること です。

 

 

やってもらう内容にも、小さな「期間」を設定するのです。

 

 

 

この時間は、短ければ短いほど、継続できます。

 

 

理想は、「1分以内」でできること。

 

どんなに長くかかっても「5分」までです。

 

10分だと長すぎます。

 

 

 

 

僕が、保護者の方へアドバイスするものは、

 

 

「1分以内」にできることを「3日間」試してもらう。を基本にしています。

 

 

 

もちろん、人によって、様々「期間設定」は変わりますが。

 

 

 

 

 

「1分以内」にできることを「3日間」続けることができると、

 

そこには「自信」が生まれます。

 

 

 

 

「自信」とは、「試してみる」(行動)×「期間」(時間)なのです。(げんき)