昨日の保育者研修会の中で、
「職場内でよく、保育者同士の連携やチーム作りなどが大事だと言われるのですが、
そうした連携やチーム作りのポイントってありますか?ぜひ教えてください。」
というご質問を頂きました。
『保育士同士の連携』、『チーム作り』
とても大切なことです。
Q) 職場の中での職員同士の連携のポイントは、何ですか?
もし、こうした質問をされると、必ず最初に出てくる「キーワード」があります。
それは、「一人一人の考えを尊重すること」 です。
『一人一人の思いを大切にしましょう!』
きっと これが 一番最初に浮かぶのではないでしょうか?
もしかすると「考え」という表現ではなく、「能力」だったり、「想い」だったり、
そこは、なんでもいいのですが、
キーワードは「一人一人の」「それぞれの職員の」という『人』
に焦点が当てられるのではないでしょうか?
もちろん、「それぞれの職員の想い」を尊重することは大切です。
でも、、、この「キーワード」は、あくまでも 2番 なのです。
1番に考えなければならないものは、別にあるのです。
それは「時間帯」です。
「どの時間帯」に「なにをするのか」
これをまず最初に明確にし、それを共有すること。
これが、一番 最初に考えること です。
「どの時間帯」に「なにをするのか」
次に、
「どの場面」で「なにをするのか」
それを互いに理解し、イメージが共有できていないと連携することはできません。
もちろん、「チームワーク」が生まれることもありません。
①「どの時間帯」に「なにをするのか」
②「どの場面」で「なにをするのか」
③「誰」が「なにをするのか」
この順番で考えることで、初めて「チームワーク」は生まれるのです。
一人一人の考えを尊重する。思いを尊重する。能力を尊重するは、
3番目の「誰」が「なにをするのか」の中で考えること です。
「時間」の割り振りがうまい人は、「人」の割り振りも上手です。
「時間」を大切にすると「人」も大切にできるのです。(げんき)