このブログ記事を書いている「今」。
きっと、これまでとは違った形で保育をされていると思います。
一生懸命頑張っている学童指導員の先生方に、
「今こそ」注意しなければならない2つの点をお伝えできたらと思います。
1つは、「こどもたち」
もう1つは、「指導員の先生」みなさんについて です。
「こどもたち」については、「過覚醒」です。
大人でも、「今」は ストレスフルな状態です。
こどもたちにとっては、それは さらに大きなものです。
こうした「環境」が続くと、いつもピリピリした感じで緊張が抜けなくなったり、
怒りっぽくなったり、「対人関係」での問題が発生し、そうした中「孤立」してしまうことがあります。
そうしたものを「過覚醒」といいます。
昼間の「保育」の中で、ストレスが蓄積されてしまうと、家に帰ってからも
イライラが収まらなかったり、常に気持ちが高ぶったままの状態になることもあります。
保護者の方も、通勤や勤務で、かなりの「ストレス」を抱えているはずです。
時間が経てばたつほど、親も子も「ストレス」から互いをサポートしにくい環境が生まれてしまいます。
「今」できることは「保護者としっかり連携すること」です。
そして、もし
こどもたちが 苛立ち、気持ちが高ぶっていても
それをしっかりと周囲が理解してあげることが大切です。
そして、「指導員」の先生方は「燃え尽き(バーンアウト)」です。
きっと「今」は、まだ大丈夫だと思います。
でも、この期間が長くなり、ふと「事態」が落ち着き、ようやく「日常」を取り戻そうとした時、
これまで、一生懸命がんばってきた反動で、突然、気が抜けたようになってしまいます。
これが「燃え尽き(バーンアウト)」です。
「燃え尽き」てしまうと、1、2日では 回復が難しくなります。
「週単位」での時間がかかってしまうのです。
・・・人が足りない、休んでられない。・・・
そうした「医療」「介護」「保育」の分野で働く方は、「今」が一番大変ですが、
だからこそ、「終息」して「落ち着いた頃」を「イメージ」しておくことが大切です。
「頑張って乗り切った後」に「自信」や「誇り」「希望」が生まれるのであれば
この経験も意味があるのですが、
「頑張って乗り切った後」に「離職」が生まれてしまうと
「今」の努力が、報われなくなってしまいます。
「今」みんな「不安」を抱えながらも笑顔で 頑張っています。
『今』こそ、「想いやり」と「こころの余裕」を持つことが大切です。(げんき)