「他人の感情」に「敏感な人」は、「自分の感情」には「鈍感」です。
僕は、そう思っています。
常に「他人の顔色」を伺い、「他人の感情」に敏感になって、そればかりに反応しすぎる。
「他人の感情」をとても重要視する傾向がある人は、「自分の感情」にも とても敏感に違いない、、
そう思われがちですが、、
実は、逆で、「自分の感情」は「無視」しがち です。
「自分の感情」よりも「他人の感情」が優先されるからです。
「他人の感情」を優先させて、「自分の感情」に我慢をさせて、耐えさせて
「それ」が とても大切なことである。 美徳である。
そういう風に、いろんな場面で 教えられます。
いつのまにか、誰からというわけでもなく、教えられてきました。
「それ」を まず、最初に話し合うこと。
これが「メンタルヘルス支援」です。
「他人の感情」を「自分の感情」より優先させない。
「そこ」をしっかりと話し合い。納得させることができるかどうか。
それが、「セラピー」の基本 なのです。
「保護者支援」でも「保育者のメンタルヘルス支援」でも
もちろん、「こどもたちの支援」も同じです。
1番最初に、「何」を話し合うのか。
そこが 重要なポイント なのです。
スタッフにも、後輩のソーシャルワーカーやカウンセラーにも
最初に 「何」を話し合った ? と聞きます。
その「返答内容」で「支援」の結果は、おのずと見えてくるのです。(げんき)