「新型コロナウイルス」の影響を受けていない園や学童など、1つもありません。
園の規模やその地域の状況によっても、もちろん異なりますが、大きな影響を受けています。
その最たるものは「安全面」そして「安心面」ではあるかと思いますが、
本当に「未知のもの」なので、どんなに万全に体制を整えていても、不安はぬぐえないのが現状です。
「保護者」と「保育者」
「保護者」と「園」
通常の状態であれば「保護者支援」は、十分対応可能です。
ただ、通常時に解決できるものも、「今」のような「緊急時」には難しい場面が多くなります。
そうした時には、その「間」を取り持つ「調整役」が必要になります。
「調整」し、そして「代弁」する機能です。
こうした状況の時に動くのが「外部の相談窓口」や「ソーシャルワーカー」です。
保育現場でいえば、「保育ソーシャルワーカー」の役割 となります。
ただ、今は、なるべく「人」と接触しないことが大事です。
でも「接触」しなければ、「相談支援」は行うことができません。
そうした中では、メール、電話、SNS、Zoomなど ありとあらゆるものを使って対応するしかありません。
実際に、僕も今 こうした「ツール」を使いながら「園」と「保護者」の双方の支援を行っています。
「保育ソーシャルワーカー」というのは、「通常時」は、そんな目立った活躍はありません。
でも、こうした時に「機能」するのが、「外部相談機関」の役割なのです。
大切なこと。そして 僕たちが学んでいかなければならないことが、1つ あります。
それは、「事前に計画し、準備しておくこと」 です。
こうした「状況」になる前に「想定し、準備しておくこと」の大切さを学ぶことです。
今のような「状況」で、大切なことは「学ぶこと」です。
そして、アタフタしたり、バタバタせずに「冷静に対応すること」です。
慌てて行動すると、その被害は大きなものになります。
しっかりと「記録」しておき、そして「次」に活かす。
これを「東日本大震災」の時にも 僕らは 学びました。
そして、「今」また 新たに学ばなければなりません。
7月までに予定されていた約50本の研修会は、すべて中止となったので、
できた「時間」を使って、「今」は「相談支援」に全力であたっています。
「今」は「未来」のために「学び、考える時」なのです。(げんき)