「不安」「不満」「不便」の3つの「不」
まさに、新型コロナウイルスで混乱している「今」。この3つの「不」を、誰もがみんな抱えています。
でも、、、そうした「話」ではなく、今回も「コミュニケーション」のお話です。
〇職員が抱える「不安」「不満」「不便」
〇保護者や利用者が抱える「不安」「不満」「不便」
そうした「不」を感じ取る力が、リーダーだけでなく、一般の職員にも必要です。
「先生、ちゃんと感じてますよ!! 」
そんな声が聞こえてきそうです。
相手の表情や声のトーン、態度から
「不安」「不満」「不便」を感じること。
実は、これは 誰でも 意外と簡単に 感じれるものです。
理由は、簡単です。
「相手が表現してくれるから」 です。
表情や態度、声のトーンという、見える「形」、聞こえる「形」で表してくれるから。
だから 感じることができるのです。
「不安」「不満」「不便」を感じる「ちから」というのは、
実は、別の「ちから」なのです。
一言でいえば、 ズバリ「想像力」です。
「不安」が起こる前に それを「想像すること」ができるか どうか
「不満」が起こる前に それを「想像すること」ができるか どうか
「不便」が起こる前に それを「想像すること」ができるか どうか
ということです。
うまくいく 相談支援は、いったい「何」が違うのか
答えは、簡単です。
「起こること」を予測して、事前に「防ぐ」から です。
「不安」が起こる前に、「ある程度」の「不安材料」を 取り除いておく。
「不満」が起こる前に、「ある程度」の「不満材料」を 取り除いておく。
「不便」が起こる前に、「ある程度」の「不便な材料」を 取り除いておく。
事前に「材料」を予測して、「ある程度」取り除くことができるか どうか
これが「不安」「不満」「不便」を感じる ちから なのです。
もちろん、完璧に 取り除くことは できません。
「ある程度」で、十分です。
後は、やってみないと わかりません。
こころで感じて、自分の手間を惜しまず、相手が動きやすくなるように考える。
そうすることで
「不安」は、「安心」に。
「不満」は、「満足」に。
「不便」は、「便利」に 変わるのです。(げんき)