その936)常に「理想の姿」を相手に伝えるのが「保育者」の役割なのです。

 

 

僕は、よくスタッフに「ご相談にいらした●●さんの理想の姿って どんな状態?」

 

そう質問します。

 

 

もちろん、それは スタッフに限ったことではありません。

 

 

保護者の方にも、こどもたちにも それを伝えています。

 

 

「●●さん、今ある問題 ぜーんぶ片づいたら どんな感じ??」

 

「〇〇くん、これができるようになったら、どんな気分?」

 

 

そんな感じです。

 

 

 

そうやって質問すると、みんな 一瞬 とても柔らかい表情に変わります。

 

大人だったら、ホッとした感じ。

 

こどもだったら、目をクリクリさせて 喜びがこちらにも伝わってきます。

 

 

 

これこそが、「保育者の役割」なのです。

 

 

 

ものすごく、簡単に言ってしまえば、

 

 

「脳」は、「癖」で動いています。

 

 

 

誰もが、色んな「癖」や「習慣」があるのは、まさに「脳」の仕業 です。

 

 

 

「癖」を改善するためには、それは「反復・継続」しか方法はありません。

 

 

 

「楽しい未来を描く」そんな「癖」をつけるためのサポートが「保育者の役割」なのです。

 

 

 

こどもたちを活き活き、伸び伸び、元気いっぱいに。

 

これは、すべて「楽しい未来を描く」イメージを表現した言葉 です。

 

 

 

 

「楽しい未来を描ける」と「今、現在を楽しむこと」ができるようになります。

 

もし今が、「苦しく辛い状況」であっても、乗り越える力になります。

 

 

 

「未来は、とても楽しく、明るいもの」

 

 それがこどもたちに伝わると、

 

「大きくなるって楽しい」「早く大きくなりたい」につながっていくのです。(げんき)