僕は、よくスタッフに「ご相談にいらした●●さんの理想の姿って どんな状態?」
そう質問します。
もちろん、それは スタッフに限ったことではありません。
保護者の方にも、こどもたちにも それを伝えています。
「●●さん、今ある問題 ぜーんぶ片づいたら どんな感じ??」
「〇〇くん、これができるようになったら、どんな気分?」
そんな感じです。
そうやって質問すると、みんな 一瞬 とても柔らかい表情に変わります。
大人だったら、ホッとした感じ。
こどもだったら、目をクリクリさせて 喜びがこちらにも伝わってきます。
これこそが、「保育者の役割」なのです。
ものすごく、簡単に言ってしまえば、
「脳」は、「癖」で動いています。
誰もが、色んな「癖」や「習慣」があるのは、まさに「脳」の仕業 です。
「癖」を改善するためには、それは「反復・継続」しか方法はありません。
「楽しい未来を描く」そんな「癖」をつけるためのサポートが「保育者の役割」なのです。
こどもたちを活き活き、伸び伸び、元気いっぱいに。
これは、すべて「楽しい未来を描く」イメージを表現した言葉 です。
「楽しい未来を描ける」と「今、現在を楽しむこと」ができるようになります。
もし今が、「苦しく辛い状況」であっても、乗り越える力になります。
「未来は、とても楽しく、明るいもの」
それがこどもたちに伝わると、
「大きくなるって楽しい」「早く大きくなりたい」につながっていくのです。(げんき)