その947)「企業内」で行う「保育ソーシャルワーク」もあるのです。

 

 

3月に「新型コロナウイルス」感染拡大がスタートした頃に、ご依頼を受けて

 

企業の中に、そこで働く保護者の方のために、一時的に会社にこどもたちを連れて来れる環境を作りに

 

「東京」まで出張に伺いました。

 

 

また、僕は「企業内」でのメンタルヘルス支援の会社を経営しています。

 

その会社では「企業内ソーシャルワーカー」を派遣し、メンタルヘルス支援や様々な

 

職場環境支援を行っているのですが、(詳しくは3C診断のページでご紹介しています

 

 

そうした企業内の「社内相談室」でも、保育所のことや、これから「育児休業」を取る方のための「保育所利用」のご相談などもお受けしています。

 

 

企業の「社内相談」から、その社員の方のお子さんが通園している「保育所」に伺って、

 

お子さんと保護者の支援を行ったことも 度々あります。

 

また逆に保育所で保護者の方からご相談があり、勤務先の上司の方と面談したこともあります。

 

 

 

 

これも「保育ソーシャルワーク」です。

 

 

 

よく「保育ソーシャルワーカーには、どうやったらなれるのですか?」

 

と質問をされるのですが、

 

 

その時にお答えしているのが、「想像できるのであれば どんな場所でも」

 

そうお答えしています。

 

 

 

 

前回の946)でも書いたのですが、「自分がどのような支援をしたいのか」

 

 

 それが「全て」です。 

 

その「想像」ができるのであれば 新しく「創造」することは可能です。

 

 

 

あまり ガチガチに考えない事。 教科書通りに考えないこと。です。

 

 

 

「過去の知恵」を大いに学び利用しながら、「未来」にあわせて作り変える。

 

 

それが「実践」です。

 

 

「理論」と「実践」という言葉がありますが、それは「理論」をそのまま「実践する」のではないのです。

 

 

「大事な心構え」さえ忘れなければ、手法は どんどん変わっていいのです。

 

 

 

 

 

「ソーシャルワーカー」に必要なのは、「柔軟な発想」と「バランス」です。

 

「想定外」であればあるほど、力が湧いてくるのです。(げんき)