3月に「新型コロナウイルス」感染拡大がスタートした頃に、ご依頼を受けて
企業の中に、そこで働く保護者の方のために、一時的に会社にこどもたちを連れて来れる環境を作りに
「東京」まで出張に伺いました。
また、僕は「企業内」でのメンタルヘルス支援の会社を経営しています。
その会社では「企業内ソーシャルワーカー」を派遣し、メンタルヘルス支援や様々な
職場環境支援を行っているのですが、(詳しくは3C診断のページでご紹介しています)
そうした企業内の「社内相談室」でも、保育所のことや、これから「育児休業」を取る方のための「保育所利用」のご相談などもお受けしています。
企業の「社内相談」から、その社員の方のお子さんが通園している「保育所」に伺って、
お子さんと保護者の支援を行ったことも 度々あります。
また逆に保育所で保護者の方からご相談があり、勤務先の上司の方と面談したこともあります。
これも「保育ソーシャルワーク」です。
よく「保育ソーシャルワーカーには、どうやったらなれるのですか?」
と質問をされるのですが、
その時にお答えしているのが、「想像できるのであれば どんな場所でも」
そうお答えしています。
前回の946)でも書いたのですが、「自分がどのような支援をしたいのか」
それが「全て」です。
その「想像」ができるのであれば 新しく「創造」することは可能です。
あまり ガチガチに考えない事。 教科書通りに考えないこと。です。
「過去の知恵」を大いに学び利用しながら、「未来」にあわせて作り変える。
それが「実践」です。
「理論」と「実践」という言葉がありますが、それは「理論」をそのまま「実践する」のではないのです。
「大事な心構え」さえ忘れなければ、手法は どんどん変わっていいのです。
「ソーシャルワーカー」に必要なのは、「柔軟な発想」と「バランス」です。
「想定外」であればあるほど、力が湧いてくるのです。(げんき)