毎年、各園から先生方がご参加され、大人数で行われる「保育研修会」。
今年2020年度は、実行委員の皆様も大変 実施にご苦労をされているかと思います。
僕も今年度、約70本頂いた4月~8月までのご依頼は、すべて中止となりました。
9月以降についても、実施されるかどうか、今年については厳しいかもしれません。
ただ、保育士の先生方の「安全」を考えると、やはり賢明な決断かと思います。
現在、お問合せで多くいただいているのが、
「集団研修」での「新型コロナウイルス対策」についてのご質問です。
もちろん、「新型コロナウイルス対策」といえば、
①間隔を空けて座る。
②換気に注意する。
③アルコール消毒などを準備する。
④参加人数を減らす。
⑤参加人数を減らして、複数回で実施する。(150人1回ではなく、50人を3回)
などの方法を、みなさん考えられているかと思います。
「実施するか」または、「中止するか」
それも、また 選択肢に入るかと思います。
「オンラインでの研修実施」のご相談もあります。
僕が行っている「ZOOMを使ったオンライン研修」でも対応は可能です。
100人くらいまでは楽にご参加できますし、園のパソコンからで参加可能なので移動も会場も要りません。
出席も取れますし、もちろん「グループワーク」も可能です。何より「マスク」を外せます。
やってみるとわかるのですが、実は「全く遜色なく」実施できます。
今後も「第2波」や「冬季の感染拡大」による「緊急事態宣言」の発令も、可能性0ではありません。
1つの「選択肢」として検討してみてはいかがですか?
こうした方法で、実施を検討されている会場もあります。
さて、一番の問題は、「グループワーク」です。
長時間の研修となると、やはり講義型だけでは 疲れてしまうので、
通常は、途中で「グループワーク」があります。
ただ、現在の「新型コロナウイルス」が拡大している以上、
あまり接近して、話し合いをしたり、距離が近づくのも みなさん避けたいところです。
その「グループワーク実施」についてのご相談を 最近よく頂くようになりました。
様々な方法があるかとは、思いますが、
最も現実的なのは、「事前ワーク」だと思います。
① 事前に「グループ」を決めておく。
② 事前に「課題」をお渡ししておく。
③ 「課題」についての それぞれの先生の考えを書いてもらい、
④ 事前に回収する。
⑤ それを「テキスト」の中に既に入れておく。
という方法です。
「意見を出す」作業を「事前」に済ませておく方法です。
これであれば、各先生の意見を出す時間は短縮できます。
グループワークの進行も発表も事前に決めておくこともできます。
「考え方」は、例えば これまでの「6時間」の研修ならば
「3時間」を実際の研修会場で「3時間」を事前課題の回答に代える方法です。
今、僕も ご依頼があった9月の研修会分の「課題」を作成しておりますが、
作りながら、「リアル研修の進め方」を試行錯誤しております。
後は、『進行をどうやって盛り上げるか』です!
これは、面白いかも!という方法ができましたら、
またこのブログで ご紹介したいと思います。(げんき)