「保護者支援研修」の中で、
僕がお伝えしているものは、基本的には「ことばがけ」について です。
ただ、単に「言葉」をかける「言葉がけ」とは違い、
僕がいる「親と子のメンタルヘルス研究所」では、その「ことば」を使って
メンタル不調を抱えた保護者の方、トラブルを抱えた保護者の方、
感情的になってしまった保護者の方を「ことばがけセラピー」という形で
「ことば」だけを使って「支援」を行っています。
その「手法」について お話をしています。
いらっしゃる方のほとんどの方が、「医療機関」を受診されていたり、
提携の「医療機関」からいらっしゃる方が ほとんどなので、
保育現場での「保護者」の方とのイメージは、少し異なるかもしれませんが、
何かしらの「トラブル」などが保護者との間で生じた際には、
きっと 少しはお役に立てるのではないかと思いながら お話しています。
この「保護者支援研修」の中で、
僕が一番 先生方にお伝えしたいもの。 一番大事なポイント。
実は、それは「ことばがけ」ではありません。
「ことばがけ」は、「技術」(手法)としてお伝えしていますが、
お伝えしたいメッセージは、また 別のものなのです。
それは、「人は、変わる」ということです。
「人は、変化する」
これが、研修を通してお伝えしている「メッセージ」です。
受講頂いた先生が、この記事を読んで頂くと、きっと
「うんうん」と頷きながら 納得してくれると思いますが。
僕は「研修」の中で「人が変わっていく姿」を「ストーリー」を通してお伝えしています。
「人は、変わる」とは「人は、変わることができる」であり、
「人は、常に成長し続ける」ということです。
永遠に続く「トラブル」も
永遠に続く「メンタル不調」も
永遠に続く「問題行動」も
永遠に続く「悩みや不安」も ないのです。
必ず「人は、変わる」
その「きっかけ」だったり、「スイッチ」になるものが、「ことば」です。
「ことばがけ」を通して
相手が「変化のスイッチ」「成長のスイッチ」を押す お手伝いをする。
これが「ことばがけ研修」の一番大事なポイントになります。
人には「可能性」があります。
それに気づいてもらうことが、僕の一番の「メッセージ」なのです。(げんき)