「保護者支援」の研修を行う場合
「集団研修」(たくさんの園の先生が集まる研修会)と
「園内研修」(1つの園内で行う場合)とでは、
実は少し内容が異なります。
「集団研修」でお届けするものは、「持って帰りやすい内容」
「園内研修」でお届けするものは、「分担しやすい内容」
「テーマ」は同じですが、その後の使い方が少しだけ異なります。
「お弁当」や「オードブル」に例えると
「集団研修」では「お持ち帰りしやすいように」ご提供する。
「園内研修」では「取り分けやすいように」ご提供する。
みたいな感じです。
「集団研修」では、ご参加頂いた先生が、園に戻って「報告しやすい」ように構成します。
他の先生に「内容」を説明しやすいように、わかりやすく構成します。
「研修内容」×「伝えやすく構成」という形です。
「園内研修」の場合は、「全員」が同じことをやるというのではなく、
それぞれの先生が「どのように行ったらいいのか」で構成します。
「保護者支援」という「テーマ」
そして「お伝えしている内容」は、もちろん同じなのですが、
それぞれの「役割」や「先生の個性」によって使い方を変えるということを
しっかりとお伝えしています。
「研修内容」 × 「A 先生」
「研修内容」 × 「B 先生」
「研修内容」 × 「園長先生」
「研修内容」 × 「C 主任」
という イメージです。
そうやって、それぞれの先生の役割を 生み出します。
そうすることで
「保護者支援」=「A先生」×「B先生」×「C主任」×「園長先生」
という「複合技」にするのです。
これが「研修の構成」の仕方になります。
「保護者支援」というのは、1人のプレイヤーで行うものではありません。
「サッカー」や「ラグビー」のように「能力」を掛け合わせるのです。(げんき)