とうとう、このブログ記事も「1000本目」に到達することができました!!
2012年の9月から、コツコツと書いてきたのですが、「1000本」まで8年くらいかかりました。
自分が最初に打ち立てた「1000本までは書こう!」この目標を達成したので、
これからは、少し ゆるやかに やっていこうと思います。
さて、昨日もまた 今月最後の「ZOOM座談会」を開催しました。
僕が明日からしばらく 夏季休暇に入ると共に、その後「研修期間」に入るため、
しばらくの間、「ZOOM座談会」もお休みです。
昨日のZOOM座談会は、お申込みが大変多かったのですが、やはり「座談会」という
会話が中心になるため、人数を限定させて頂き、20名の方のみにご参加頂きました。
昨日、ご参加頂けなかった先生、すいませんでした。次回は「優先参加」となりますので、
今回は、「録画分」の視聴で 本当に ごめんなさい。
さて、その中で またまた・・ 難しい質問を頂きました。
「元気先生、先生はなぜ『保育ソーシャルワーカー』を養成しないのですか?
『講座』開設されたら、結構 みんな参加すると思います。なぜですか??」
というご質問でした。
とても、とても、難しい質問でしたが、ありのまま「本音」でお答えいたしました。
「保育ソーシャルワーク」を教えること と
「保育ソーシャルワーカーを養成すること」
これは、全くの「別物」だからです。
全く「意味」が異なるのです。
僕は、今 全国の保育者研修会の中で「保育ソーシャルワーク」のお話をしています。
「保育ソーシャルワーク」を「研修コンテンツ」としてお伝えしています。
その理由は、とても「シンプル」です。
『保育士の先生の役に立つから』です。
「保育士」の先生が「ソーシャルワーク」を学ぶこと、活かすことで
きっと 保護者にとっても、こどもたちにとっても
そして『先生自身』にとっても「役に立つ」からです。
学ぶこと、活かすことで「保育」に「プラス」となるのです。
「ソーシャルワーク」という「技術」を「保育」に活用してもらう。
だから、お伝えしているのです。
では、「保育ソーシャルワーカーを養成すること」。
それとは、どう違うのか?
「保育ソーシャルワーカーを養成する」とは「専門職」を養成すること。
つまり「職業を作る」ということです。
「仕事」を生み出すということなのです。
「ワーク」と『ワーカー』は、別物です。
僕は、自分が「研修講師活動」を行う中で、
「養成する」際には、必ず「自分に言い聞かせなければならない」
「ことば」というものを持っています。
それは、
「市場」なければ「なり手」なし。 です。
「マーケット」「市場」「活躍できる場」
「そうしたもの」が「期待」できるからこそ、
「受講生」は「講座」を受講します。
そこで「活躍している自分」が描けるかどうか
そこが『養成講座』にとっては「一番 重要なもの」であり、
「受講生」にとっての「願い」だからです。
「市場」があるかないか、
そこが「一番大事」
僕は、そう理解しています。
「もっと 知識を学びたい」
「学ぶことで 自分の保育に活かしたい」
これが、「保育士」の先生が「ソーシャルワーク」を学ぶ「理由」です。
これと
「保育ソーシャルワーカーとして活躍したい」とは
「意味」が異なるのです。
「自転車の乗り方がわかる!」という「ゴール」と
「自転車に乗れる!」という「ゴール」は、似ているようで全く異なります。
それと「同じ」なのです。
「市場」なければ「なり手」なし の「意味」の通り、
「学んでも活躍できない」
「活かすことができない」のであれば、
「受講者」の「想い」と異なるのではないか、
そう思っています。
でも、、誤解がないように お伝えすると
僕も『養成』しています。
ただ、沢山は『養成』していません。
すべてが、1on1 (1対1での指導)なので、
人数も限られています。
もし『養成する』のであれば
自分に「絶対ルール」を課しています。
それは「市場の作り方まで教える」ということです。
「保育ソーシャルワークを教えること」とは 別に
「どうやって、市場を作るか、活躍できる場を作るか」
「どうやって、職業としての『働く場』を作り出すか」
「どうやって、『職業』として食べていくか」
そこまで 教えています。
そうすることで、
初めて「保育ソーシャルワーカー」として活動できるからです。
「保育ソーシャルワークを教えること」と
「保育ソーシャルワーカーを養成すること」
そこには、「大きな責任の差」があるのです。
「養成する」のなら「最後」まで責任を持って「サポート」する。
これが、僕の「指導方針」なのです。(げんき)