人の抱える問題というのは、『人』と『環境』の交互作用によって生まれる不均衡や摩擦、不適応が原因。
双方の接触面に介入し、その関係改善を図ることを目指します。
要は その人だけのせいじゃないから その人の環境にも働きかけなさい ということです。
エコマップというツールがあります。
簡単に言うと、その人と周りの関係を書き出していきながら、それぞれがどういう関係なのかを考えるための道具
です。(細かな書き方は、「エコマップ」で検索すると色々な解説が見つかります。)
要は、すべてを『見える化』することで 全体の関係がわかるのです。
相談を受けたら 『図で書いてみる習慣』を持つことが大切です。 (げんき)
※下は簡単な参考図です。(本来は点線や実線など細かなルールがあります。)
その人と環境の「関係性」を把握するときに大切なことは、
支援者として、どの人との関係になら、『働きかけが出来るか』を冷静に見極めることです。
「人生」は、ある「ひとつ」の関係がうまくいくと、不思議と他の関係も、うまくいきはじめます。
その「ひとつ」を見極める力こそ、支援者の力量なのです。(げんき)