③ ナラティブ理論・アプローチ

人が問題ではなく、「問題」こそが問題である。


人々が語る人生の物語(ナラティブ)に焦点を当て、心理的治療を行う手法です。

 

人の人生とは ひとつの物語。

支援者が、パートナーとして、相手の相談内容の中にある物語【ドミナントストーリー】に耳を傾け、そして一緒に 問題を人から切り離し物語を解体し、その影に隠れていた真実を発見し、新たな物語【オルタナティブストーリー】を作っていくこと。

 

保育の現場で使える視点

まるで読み聞かせのように『ハッピーエンド』のお話を語ってあげましょう。

 ストーリーによって人生を意味づけているのです。

私たちは、日々の生活の中で いろんな「出来事」を体験しています。

 

その「出来事」。 

よーく見てみると ひとつひとつは それぞれが別のものなのですが、私たちは、その出来事を自然につなげて

いきながら、人生を意味づけています。

 

それは まるで 物語を作るように。

まさに それぞれの人が 自分の人生の「脚本家」なのです。

 

同じ出来事をつないでいっても、 人によっては、「悲しいお話」になったり、「幸せなお話」になったり

物語は ずいぶんと変わってきます。

 

「悲しいお話」を ハッピーエンドにもっていけるように 手伝ってあげましょう。

 

それは、まさに こどもたちへの「読み聞かせ」のように・・。 (げんき)

 

 

 


僕は「こう考える」

自分の人生というお話に「タイトル」をつけてみましょう。

もちろん、そのお話は誰もが読みたくなるような ワクワクするタイトルにしてください。

まだ、お話は終わっていません。これから まだまだ沢山の登場人物が 出番を待っています。(げんき)